旅館の朝ごはん。

おひつの横の急須にお湯を入れて、お茶のお代わりをしていたら、お茶碗がすっと出てきた。

いつもは自分で炊飯器までよそりに行くのに。

油断したのか、それとも一度やってみたかったのか。

 

戸惑いながら少し甘い気持ちにもなる。