くまもん


システム運用に異動の内示。
なんだかぼんやりしている。

昨日のおけいこで、長話のついでに、先生から「最初に来たときはすごい自己流だったけど、うまくなりましたね」
と言われた。
でも、あの時書きたかった字は、今でも書きたい。シャープで端正な構成と豊かな運筆。今の先生や大師匠の字はほんとうは理解できていない。
このまま続けられるか、今の先生のすごい話をやまほど聞いたことはともかく、習えることは習おう、と、今のところ思う。

初めて出した条幅が、2番になって昇級した。と先生から連絡が来る。
とりあえず出したけど昇級はずっと先だと思っていたのに拍子抜けした。
次は2年くらい上がらないのではないのか、と思い、半紙は1級になったから試験まで上がらないし、仮名も2級から上がるだろうか。

と、嬉しいということもなく、目の前のにんじんがないことに戸惑った。

夫からは「目標を見失っている」と言われた。

約10年前、新潟の地元FMで聞いて、すごい歌だとびっくりして帰省のついでにCD探して「70年代ポップスなんとかかんとか」に入っているのをやっと見つけて買った。同じアルバムには、ツイストとか山本リンダとか入っている。

お盆のドライブに持ち込んだら、この歌のところで夫がボリュームを上げる。「誰のうた?」と。

驚いたことに、私たちは同じ歌が好きなんだね。

移管された案件で、思わぬことが起きていて、発見してから2日は動揺して、そのあと2日かけて電話かけたり自腹で買ったマニアックな本読んだりして、偶然に事なきを得た。
自分だからできた仕事だと思ったし、夫は「誰かの役に少し立った」と言ってくれたが、会社では誰もほめてくれない。「面倒なことを見つけて騒いでる」と思われているだろうなと思ったりして胸が痛苦しいような気持ちでいた。

昼ごはんから帰って、薄暗い事務所の駐車場に何か落ちているのをみつける。手に取ったら男性の下着だった。

去年の暮れに歯茎が痛くて眠れないほどになって以来の歯医者通い。
自動ドアを開けて出迎える消毒のにおいに慣れてきたことに今日気づく。
いつまでたっても温かいものがしみる。

一昨日の夜は、息が苦しくて目が覚めた。

半切は、不思議なほど文字に墨が入らない。

5月末の健康診断で胃潰瘍が発見される。けっこう大きかったらしく、見つけた先生もびっくり。
「検査で見つかるレベルじゃありません」症状がつらくて受診する人の潰瘍だそうだ。
見つけられた私も驚く。たしかに胃の調子は悪かったとはいえ、油もの控えてだいぶ調子よくなってきたところだと思ってたのに。
ピロリの検査は全く陰性。純粋にストレスによる潰瘍ということになった。
2か月の禁酒と服薬を指示され、あと1週間で次の検査。
3連休で来ていた夫の晩酌がうらやましかった。

3日前、通勤の支度中に断水。フロスした口をゆすげなくなる。
今日も帰ろうとしたら断水の情報。町で時間つぶして帰る。
水道が使えないということは、住居として用をなさないことが良くわかった、

書道再開してちょうど1年。7月から半切を提出することにした。
机に広げた半紙に書くのとは違う距離感で床に置いた紙。筆先が思うところに動かない。
それでも壁に下げてみれば思ったよりサマになっている。
鳥飼先生から、「間違って良い線が出た」と褒められる。

成人の日、去年の3月以来久しぶりのスケートに行く。
アクアドームのリンクはやっぱり空いている。ほとんどの初心者と、ホッケー用の靴で流す少しの若者に交じって、東伏見で習っていたことができるか試してみる。
最初の前進クロスでつま先がひっかかって転倒。その後は転ばずに、でもぎくしゃくと一通りやってみる。
左回りだけなのでバッククロスもできた。モホークターンは終わったあとやっぱり体が回る。

スケート連盟の教室は探したけどなかった。

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