大吉号


サンロードにある、ドイツパンのお店。買ったパンとスープをお店の2階で食べられる。

ほんのり暖かいプレッツェルかじりながら、商店街を行く人を見ていると、いつの間にか時間がたっている。

ハモニカ横丁に行きたい、という知人がいたので久しぶりに行ってみた。謎のメニュー「矢澤課長」も健在。

大雨のせいか、他のお客さんが少なくて3階の大きなちゃぶ台を貸切状態。ホームセンターで売ってる座布団に座って壁にもたれながら「くれよんしんちゃん」見ていたら、友達の家で飲んでるみたいだった。

駅ビル改装記念で、西原理恵子と江口寿史が来てた。
地元ねたの雑談で約30分。でも、息が合っていて、楽しめた。
 
 
中道通り商店街の奥に、原っぱの公園がある。
大きな木が2本と、あとは雑草。人が歩く部分に「けものみち」がついている。
ぬる暑い夕方、セミと雀の声を聞きながらぼんやりする。
 
今日は「自信」という言葉に2度出会った。
 
1回目は、知人と話していて「もっと自信をもっていいんですよ」と言われたとき。
そのときは納得したような気がしたのに、どんな自信を持っていいのか分からなくなった。
 
そのあと、有吉玉青の「渋谷の神様」を読んでいて、また出会う。
街角でティッシュペーパーもらっただけで変わる運命。
運命の輪にのっている自分に自信を持っていい。
 
 
ハモニカ横丁に新しく出来たビストロ。
間口は半間。カウンターの背中が壁にくっつく。
入り口の、「2階あります。トイレもあります」という張り紙がうますぎる。
自分へのお年玉で、アロママッサージに行く。
個室でたっぷり1時間半。ホットストーンの重みも気持ちいい。
うとうとしている間に終わる。
 
オイルでもまれて、いい気になっていたら宮沢賢治の童話みたいだと思ってしまった。
 
約20年ぶりに行ってしまった。高田馬場店でないせいか、20年前ほどワイルドではない。
 
興味本位で大吟醸を飲む。
大吟醸もやっぱり清龍。懐かしいとしか、言いようがない。
 
親知らずを抜いて以来の歯医者。1歩入っただけで血圧が上がる。
レントゲンとって、木で鼻をくくったみたいなペーパーとともに、治療計画の説明を受ける。
あの椅子の横の机に道具並べとくのはやめてほしい。
 
 
アーケードの商店街にぽっかり開いた穴から地下に降りる。隠れ家のような喫茶店。
一番奥の、少し日が入る窓際で静かに読書するおじさんがいる。
たくさんのお客を上手にさばくお兄さんに見ほれていた。
 

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